●嬉野温泉どんなところ

嬉野温泉は、お茶、温泉、陶磁器が有名な西九州最大の温泉宿です。現在、嬉野川を中心に数多くの旅館、ホテル約40軒が件を連ねています。温泉は高温で湯量豊富な泉源を有する九州屈指の名泉、フジテレビ【あるある発掘大辞典】の温泉特集でも日本4大美肌温泉の一つに紹介されました、また温泉療養地としても指定されています。




●嬉野温泉 温泉歴史、泉質、効能


【東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す】
嬉野温泉は肥前風土記(713年)にも記されている古くからの温泉です。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えました、豊富な湯量と優れた湯質を誇り、すべすべした独特の肌触りが人気です。

【泉質】ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 (無色透明のなめらかな湯ざわり)
【温度】85〜90度
【効能】リューマチ・神経痛・皮膚病・婦人病・胃腸病(飲用)・貧血症、切り傷・呼吸器疾患など




(昭和30年頃の嬉野温泉 川にも多量の温泉が湧き出していた)

●地名の由来

伝説によると、昔、神功皇后が戦いの帰り、この地に立ち寄られ、川中に白鶴が疲れた羽を浸して、元気に飛立つ様子をご覧になり、戦いで傷ついた兵士を入れてみたところ、実は温泉が 湧いていて兵士の傷が癒えたそうです。皇后が、それを喜ばれ「あな、うれしの」と言われたことが、嬉野の地名の起源と伝たえられています。

●あの歴史の人物 シーボルトやケンペェルも訪れた!

江戸時代には、長崎から江戸へ向かう途中、嬉野温泉にいろいろな人が訪れた。この中には、オランダの医師ケンペェルやシーボルトもおり、外国人から見た記録を残している。この記録によれば、古湯の公衆浴場は、当時、竹の生垣で囲まれたわら葺き屋根の簡単な造りで、見張所や休憩所をそなえており、温泉の湯元は非常に熱くて、誰一人、指一本も中へ入れることができなかった。
 入浴料は安く、裕福でない人も温泉を利用することができたと述べられている。
 また、文政2年(1751年)3月に、遠山の金さんが嬉野に宿泊したと記録が残っているが、嬉野に泊まったのは、桜吹雪の金さんではなく、父親の金さんだった。
親…遠山金四郎景普/目付・長崎奉行子…遠山金四郎景元/江戸町奉行

(シーボルトの描いた嬉野温泉)


●嬉野温泉湯豆腐とは?


温泉水を使った料理として【嬉野温泉湯とうふ】はとても有名です。嬉野温泉の湯で豆腐を煮込むと煮汁が豆乳色に変わり、とろりとろけた豆腐に仕上ります。温泉水でとろりとろける豆腐に仕上がるのは全国でもめずらしく、嬉野の温泉独特の泉質によるもので、アルカリ成分と豆腐の植物性蛋白質が見事に合体した健康食品です。その他温泉水を使い【豆腐みそ汁】【温泉水での炊飯】【焼酎の温泉水割】などもおいしいです。


●温泉湯豆腐の由来

温泉湯どうふの由来は遠く、かの遣唐使がその手法を我が国にもたらしたものと 伝えられております。その後嬉野の里で、その製法に手が加えられ現在の湯どうふが出来上がったので あります。長崎街道の宿場町として栄えた嬉野で、一夜を過ごし、或いはしばしの憩いの一時に、 その独特の風味をもつ湯どうふを賞味しながら温泉で旅の疲れを癒したと、伝えられております

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